セリエAでまだ“無敗”だが…… ユヴェントスはチアゴ・モッタの下で正しい道を歩んでいるのか
評価が怪しくなってきたか
今月3日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナの準決勝でミランに逆転負けを喫してしまったユヴェントス。今季も前半戦を終えたが、やや怪しくなっているのが指揮官チアゴ・モッタの評価だ。 昨季ボローニャで好成績を収めたモッタは、今季よりユヴェントスの指揮官に就任。ここまでリーグ戦では勝ち点32を稼いで5位につけているが、その戦い方はモヤモヤするところもある。 成績は7勝11分0敗。今季のセリエAで唯一無敗を守っているチームではあるのだが、引き分けの数が多すぎる。攻撃のピースが限られているのは事実だが、得点力が物足りないのだ。試合を決定づけることができず、結果的に引き分けが増えている。 伊『TuttoSport』は3日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナ準決勝のミラン戦にて、4.5点とモッタに辛口評価をつけている。「攻撃性を発揮できていない」との評価で、やはり得点力不足は気がかりだ。 リーグ戦で黒星が1つもないのは見事だが、果たしてユヴェントスは正しい道を歩んでいるのか。『Football Italia』は就任6ヶ月が経過した段階で目立った改善が見られないと現状を不安視しており、モッタの評価は揺れている。
構成/ザ・ワールド編集部