母の日に〝食べられる花束〟を かわいらしい生春巻き風の「花寿司」はいかが ひなちゃんパパの家族レシピ
今日は母の日。感謝の思いを込めた贈り物で人気なのはお花ですね。 「食べられる花束を手作りするのはいかが?」と、江上料理学院副院長の江上佳奈美先生。僕もひなちゃんもきょとんとしていると、「お花で飾った巻きずしよ。これを使うの」。 江上先生が手にしていたのは、四角い焼きのりではなく、丸いライスペーパーでした。ベトナム料理の生春巻きの皮でおなじみのライスペーパーは、米やタピオカの粉を薄いシート状に加工したもの。これをのりの代わりに使って巻きずしを作るというわけです。 すし飯、フィッシュソーセージ、カニ風味かまぼこなどを用意しました。フィッシュソーセージを型で抜いて花の形に、キヌサヤを葉っぱの形に切りました。ライスペーパーは乾燥した状態で売られているので、まずは水で戻します。バットに張った水にさっとくぐらせ、まな板の上にのせてペーパータオルで水気を拭きました。 ライスペーパーの下半分に横長にすし飯を広げ、カニかま、キュウリをのせます。上半分の真ん中あたりに横1列にフィッシュソーセージの花とキヌサヤの葉を飾ります。「スライスチーズを型で抜いたり、ハーブを散らしたりするのもおすすめよ」と江上先生。 手前からすし飯の部分を一重巻いて、そのまま花の飾り部分もくるりと巻いて。巻きすなしでも、上手に巻くことができました。「かわいいですぅ」と、ひなちゃんが歓声を上げました。花の模様が透けて、食べるのがためらわれるくらい、かわいらしく仕上がりました。食べてみると、もちっとした食感が絶妙なアクセントに。母の日を華やかに彩るごちそうです。 ■材料・4本分 すし飯………………………………………1合分 フィッシュソーセージ(70グラム)…½本 カニ風味かまぼこ…………………………8本 ライスペーパー………………………………4枚 キヌサヤ……………………………………12枚 キュウリ………………………………………1本 ■作り方