地元業者と共同開発「シャインマスカットクリーム入りの大福」や、生徒が仕入れた新鮮な食材がずらり! 出雲商業高「出商デパート」1日も開催
島根県出雲市大津町、出雲商業高校の生徒が仕入れから販売までをする「出商デパート」が30日、始まった。地元業者と共同開発した商品や新鮮な食材が並び、市民でにぎわった。12月1日も午前10時~午後3時まで営業する。 【松江商業も】松商だんだんフェスタ 1日は午前10時~午後2時 5年ぶりにファッションショーも開催
今回で19回目。出来たての温かい食べ物を食べてもらえるように、キッチンカーも新たに出店した。体育館内の15店舗では地元野菜や和菓子、パンなどをそろえ、校舎1階ではフードコートも設けた。ゆめタウン出雲(出雲市大塚町)にはサテライト会場を出した。 生徒は「いらっしゃいませー」「おいしいですよ」などと元気な声を上げ、笑顔で接客していた。 開発商品のブースでは中浦食品と共同で作ったシャインマスカットクリーム入りの大福や、古代柱醤油醸造元と共同開発した鍋つゆが並び、来場者は手に取って品定めをしながら気に入った商品を買い求めていた。 デパートの副社長を務める3年の矢田愛斗(まなと)さん(18)は「キッチンカーの出店や、仕入れの商品を買えるなど新しさを工夫した」と話し、社長で3年の大野もも香さん(18)は「元気いっぱい丁寧な接客をして、お客さんを元気づけたい」と意気込んだ。