民家に空き巣 現金や宝石類200万円余り盗んだか男4人再逮捕 SNSでつながる“トクリュウ”とみて実態解明進める=静岡県警
静岡県焼津市内の民家に侵入し、現金や宝石類などを200万円余りを盗んだ疑いで、男4人が10月30日再逮捕されました。警察はこの4人を、SNSなどのつながりで犯行及ぶ「トクリュウ=匿名・流動的組織犯罪グループ」とみて捜査を進めています。 住居侵入と窃盗の疑いで再逮捕されたのは、自称・兵庫県姫路市安田に住む無職の男(29)、広島県広島市生まれで住所不定無職の男(26)、愛知県江南市生まれで住所不定無職の男(28)、大阪府羽曳野市生まれで住所不定、自称・建設作業員の男(30)の4人です。 警察の調べによりますと、4人は、9月18日の夕方から夜にかけて、焼津市内の民家に侵入し、現金約12万円や鍵のかかった金庫、宝石類、貴金属など合わせて25点を盗んだ疑いが持たれています。被害額は200万円余り上るということです。 警察によりますと、4人は家の窓ガラスを割って侵入して盗んだとみられ、当時外出していたこの家の住人が帰宅後に被害に気付いて警察に届け出ました。 4人は、同18日の夕方から夜にかけて、隣の市の藤枝市の駐車場で車のナンバープレートを盗んだ疑いや、同19日に静岡市駿河区で、盗まれたナンバープレートを乗用車に装着した疑いで、それぞれ逮捕されていました。 また、静岡県中・西部や三重・岡山県でも8月から9月中旬にかけて、同一犯によると思われる空き巣被害とナンバープレート盗難が多数確認されています。 警察によりますと、この4人には運転手役や見張り役といった役割分担がありましたが、リーダー的存在はいなかったということです。 警察は「トクリュウ=匿名・流動的組織犯罪グループ」による犯行とみて捜査し、引き続き事件の全容解明を急いでいます。
静岡放送