SBなのに9得点 鹿島DF濃野公人が新人5人目のベストイレブン選出「来年は自分が引っ張って」
Jリーグの年間表彰式「2024Jリーグアウォーズ」が10日、横浜アリーナで行われ、鹿島のルーキーDF濃野公人(22)がベストイレブンに選出された。 【写真入り一覧図】2024年ベストイレブン 関西学大から加入し、鹿島の大卒新人としては31年ぶりの開幕スタメンに抜てきされて大ブレーク。右サイドバックながら類いまれな攻撃センスで、9得点を叩き出した。シーズン終盤は右膝を痛めて離脱したが、残したインパクトは絶大だった。 新人では史上5人目の選出だ。歴代の受賞者は98年のMF小野伸二(浦和)、99年のDF中沢佑二(V川崎)、14年のFW武藤嘉紀(FC東京)、20年のFW三笘薫(川崎F)。4選手とも日本代表としてW杯に出場しており、濃野も将来の日本代表入りに期待が高まる。 ▼濃野 小さい頃から憧れていたJリーグで素晴らしい賞をいただけてうれしいです。Jリーグで決める得点は全てが印象深い。決めたときにスタジアムの完成、見方が駆け寄ってくる感じは今まで感じたことがなかった。全てが思い出に残るゴール。この賞は自分が何か成し遂げたというよりも、周りの方にサポートしていただいた。次は自分がチームを引っ張っていかないといけない。来年は自分が引っ張って、クラブのタイトルに貢献できるように頑張りたいです。