「虎の森下の勝利!!」 阪神ドラ1・森下翔太がプロ初のサヨナラ打 “森下対決”を制す
◇プロ野球セ・リーグ 阪神1x-0広島(20日、甲子園球場) 阪神のドラフト1位ルーキー・森下翔太選手が同点の9回に、プロ初のサヨナラタイムリーを打ち、チームを勝利に導きました。 両チーム無得点で迎えた9回裏、阪神は2アウトから広島の先発・森下暢仁投手から大山悠輔選手が2塁打、続く佐藤輝明選手が申告敬遠で出塁し、2アウト1、2塁のチャンスをつくります。 この場面で打席には森下選手。森下投手の投じた初球の真ん中に入ったストレートを見逃さずに捉え、レフトへサヨナラタイムリー。これに森下選手は1塁で喜びを爆発させ、ジャンプしながら大きくガッツポーズをしました。 プロ初のサヨナラタイムリーを放った森下選手に、SNSでは「やっぱりドラ1は持ってる」「森下対決を制した!」「さすがゴールデンルーキー」など、盛り上がりを見せていました。 また広島・森下投手からのサヨナラタムリーということもあり、「虎の森下の勝利!!」「森下対決、タイガースに1本」といったコメントもありました。 ▽以下、森下選手のヒーローインタビュー ――この歓声を浴びて今の気持ちは? 「上(1軍)に上がってきて、悔しい思いをしたので、なんとか打ってやろうという思いで打席に入りました」 ――9回裏どんな気持ちで打席に立った? 「2アウトになっても大山さんが打つと思っていましたし、テルさんもつないでくれると思っていたので、打席入る前から自分が決めてやろうという思いで、ずっと待ってました」 ――1軍に上がって即結果を残し、この歓声を聞いてどうか? 「上がってきて、ここに立ってヒーローインタビューを受けるという一連の流れを頭の中でずっとイメージしてたので、その通りになって本当に良かったです」 ――タイムリーの後、ベンチから選手が駆け寄ってきて祝福されたときの気持ちは? 「正直泣きそうで、ありがとうございますという感じです」 ――甲子園での初のお立ち台の景色はどうか? 「最高です!」 ――あすの試合に向けて 「チームがいい形できているのでこの流れが途切れることなく、またここから連勝を積み上げていきたいので、応援よろしくお願いします」