米レッド・ロブスター、連邦破産法の適用申請を検討-債務削減目指す
(ブルームバーグ): 米シーフードレストランのレッド・ロブスターが債務再編に向けて連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請を検討していることが、複数の関係者の話で分かった。
情報の部外秘を理由に匿名を条件に語った関係者によると、レッド・ロブスターは助言を受けるため、国際法律事務所キング・アンド・スポルディングを起用した。長期契約の一部を破棄し、一連のリースを再交渉するため、破産法の適用申請を検討しているという。
同社のキャッシュフローは、とりわけ条件の厳しいリースと人件費によって圧迫されている。再編に向けた協議は続いており、最終的な決定は下されていないと関係者は話した。破産法の適用を申請することで、営業を続けながら、債務削減計画の策定に取り組むことが可能になる見通しだ。
レッド・ロブスターとキング・アンド・スポールディングにコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。
原題:Red Lobster Mulls Filing for Bankruptcy to Fix Balance Sheet(抜粋)
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Reshmi Basu