DJ KOOの悩みをモグライダー、ロバート秋山、ザコシショウが解決! 『ちゃんKOOお笑いLIVE!!』第1回レポート
DJ KOOのお笑いイベント「Owarai-night Sensation『DJ KOO presents ちゃんKOOお笑いLIVE!! vol.1』」が、12月2日に東京・セシオン杉並で開催された。 【全ての写真】モグライダー、ロバート秋山、ザコシショウらが出演した『ちゃんKOOお笑いLIVE!! vol.1』(全19枚) 本ライブは、お笑い好きで知られるTRFのリーダー・DJ KOOが「ネタを見たい! 話を聞きたい! 話したい!」と熱望する芸人たちとともにネタ、トーク、コーナーを繰り広げるお笑いライブ。しかし、会場内の花道に設けられた特設ブースでDJ KOOがアゲアゲなDJでお出迎えするというお笑いライブらしからぬ光景に訪れた観客たちはビックリ。DJ KOOは「いらっしゃいませ~!」「こういうライブなんです」と来場者たちに丁寧に説明すると、観客も開演直前までDJ KOOの周囲に集まりノリノリに。ラストはTRF「survival dAnce ~no no cry more~」で会場中がひとつになると、「サイコーDO DANCE!!」「今日は来てくれてありがとうございます! 『Owarai-night Sensation DJ KOO presents ちゃんKOOお笑いLIVE!! vol.1』スタート!」の掛け声でお笑いライブがスタートした。 まずは、記念すべき初回の芸人ゲスト・秋山竜次(ロバート)、ハリウッドザコシショウ、モグライダーによるネタ披露。DJ KOOはそのまま花道のDJブースで観劇するスタイルのため、1番手のモグライダー・芝は登場するなりその異様な光景にツッコミ。つかみでは、昨年開催された異色バスツアー『DJ KOOがモグライダーと一緒にパンと昆虫とUFOを探してDO DANCEする夏バスツアー!~暑い夏だから…~』のDJ KOOエピソードで笑いをとるも、ともしげがスベりかけた際には、即興でDJ KOOが「ポンポンポーン!」とホーンを鳴らしたため、芝は「助かるわ~」と安堵していた。 秋山のステージでは、「ロバート秋山の『クリエイターズ・ファイル』」から、“6000年に1人のアジアスター” ペリー・キーがサプライズ登場し、会場中が大歓声。「帝~TIRO.TIRO.TIN」などヒットソングを次々に披露した。途中、ペリー・キーはDJ KOOに話しかけ「“ポンポンポンポン!”すごくいい」とべた褒め。さらにTK PRESENTS こねっと「YOU ARE THE ONE」のDJ KOO早口パートにも触れ、「あんな短い中に入れる(言葉の)量じゃない」とDJ KOOに脱帽する謙虚なペリー・キーの姿にも観客は終始釘付けだった。 締めは、DJ KOOとネオシティポップバンドを組んだこともあるハリウッドザコシショウの誇張ネタ。有名タレントの誇張ネタのみならず、ライブならではの禁断の誇張ネタにも会場中が大爆笑。DJ KOOが入れるホーンにザコシショウは「ええやんええやん! 合いの手ええやん」と上機嫌。DJ KOOも「最KOOでしたー!」とザコシショウのネタに喜んだ。 ネタ後は芝がMCとなり「DJ KOOの悩み相談」。最初の悩み「『DO DANCE』の使い方に困っています」に芸人たちは一斉に「知らないですよ!」「勝手にギャグにしたんでしょ」と苦笑。しかし本人は60代という年齢のこともあり「ちゃんとしゃべりたい」と真剣そのもの。 するとザコシショウが「醤油のコクが絡んでおいしいDO DANCE!」と、情報と決めゼリフを合わせた例を出し、「ちゃんと情報も個性も出てる!」と全員この手法に大賛成。「まだいけますかね」とDJ KOOが希望を見出すと、芝は「KOOさんだけのものですから」と太鼓判を押す。しかし、DJ KOOは「僕だけのものじゃなかったんですよ」と、ここで衝撃の告白。先日、師匠でもある小室哲哉の誕生日会で小室から「ここなかなか雰囲気いいDO DANCEじゃない」と言われたため、「それ(DO DANCE)は僕のですけど」とツッコんだところ、「いや、元は僕の」と言われてしまったそう。「確かにそう」と悩むDJ KOOに、ともしげが「ふたりで共有したらいいじゃないですか」と言うと、会場から温かい拍手が沸き起こった。 ふたつ目のお悩みは、まもなく準決勝が行われる『M-1グランプリ』(ABC系)について。これまで、優勝予想を的中させるなど、DJ KOOの予想に毎年注目が集まっているが、芸人たちと共演機会が増え情が湧いてしまい、予想がやりづらいとのこと。さらにDJ KOOは「準決勝のお客さんの空気ってどうですか?」と玄人質問をし始めたため、「そんななこと気にする人いませんよ!」「もう審査員レベルでしょ」と芸人たちはDJ KOOの深すぎるお笑い愛に唖然としてしまった。また芝が「出場するほうは考えないんですか?」と言うと、TRF・SAMとのコンビ案が浮上。TRFはダンス&ボーカルグループだけに、2700のようなリズムネタがいいのではと、SAMの髪型を活かしたネタ「右ポニ左ポニ」の素案が一気に仕上がり、M-1出場が現実的になっていった。