凄すぎたのは? プレミアリーグ、歴代最強アジア人ランキング6位。もっと評価されるべき? 異例だった韓国人
現在、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグに史上最多となる5人の日本人選手が挑戦しており、トッテナムではソン・フンミンが主将を務めるなど「アジア人選手」の存在感が増している。今回はドイツメディア『OneFootball』が作成したランキングを基に、歴代最強アジア人選手ランキングを紹介する(成績は『transfermarkt』を参照。2024年9月22日時点)。
6位:イ・チョンヨン(元韓国代表) 生年月日:1988年7月2日 プレミアリーグ通算成績:105試合8得点15アシスト フィジカル的な消費が激しいイングランドでコンスタントに活躍し続けることは容易ではない。特にスピードが求められるサイドでは尚更だ。そういった意味では、イングランドで9シーズンを過ごしたイ・チョンヨンはもっと評価されるべき選手と言えるかもしれない。 イ・チョンヨンは2009年夏に21歳の若さでボルトンと契約した。今でこそ10代や20代前半のアジア人選手がプレミアリーグのクラブと契約するのは珍しいことではなくなっているが、当時は異例の出来事だった。このサイドアタッカーは1年目からプレミアリーグで34試合4得点6アシストと結果を残し、クラブの選手とファンが選出する年間最優秀選手賞や最優秀若手選手賞などの個人賞を総ナメした。 2011/12シーズンは骨折のためにシーズンの大半の欠場を余儀なくされたが、ボルトンがチャンピオンシップへと降格後も主力を務めて公式戦では同クラブ通算195試合に出場した。2014/15シーズン途中に移籍したクリスタル・パレスではサブ的な扱いだったが、2015/16シーズンのストーク戦で決めた30m越えのミドルシュートなど随所に活躍をみせている。 イングランドではボルトンとクリスタル・パレス合わせて9シーズンを過ごし、プレミアリーグでは105試合、チャンピオンシップでは109試合に出場した。なお、36歳となった今でも現役を続けており、現在は韓国の蔚山HDでプレーしている。
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