匿名の寄付天使、韓国・旅客機事故で「1000万ウォン」寄付…「被害者支援に」
【01月10日 KOREA WAVE】韓国慶尚南道で過去8年間にわたり匿名で多額の寄付をしてきた「寄付天使」が、済州航空機事故の被害者支援のため再び善意を示した。 慶尚南道社会福祉共同募金会によると、6日午後、電話で「済州航空機被害支援のために使ってほしい。募金箱の後ろに寄付金を置いていく」との連絡があったという。 職員が募金箱の後ろを確認すると、1000万ウォン(約110万円)の寄付金、手紙、そして菊の花が1本入った箱が見つかった。 手紙には「務安国際空港での航空機事故で命を失った方々に心より哀悼の意を表します。悲しみに暮れる遺族の皆様に適切な言葉が見つからず、胸が締め付けられる思いです。ささやかな金額ですが、遺族の方々に役立てていただければ幸いです。どうか力を振り絞ってください」と書かれていた。日付は「2025年1月、ある日」と記されていた。 同募金会は「過去にも社会的災害や募金キャンペーンがあるたび寄付してきた匿名人物と同一である可能性が高い」とみている。この人物とみられる寄付は累計6億8700万ウォンを超えるという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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