大阪市の“負の遺産”『なにわの海の時空館』を民間事業者に引き渡しへ 横山市長「課題が多くてなかなか進まなかった。今度は大阪の宝物になってほしい」
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大阪市の“負の遺産”。ようやく、民間の業者に引き渡されることになりました。 11年前に閉館し、大阪市の“負の遺産”ともいわれた「なにわの海の時空館」。去年、大阪の観光コンサルタント会社が再開発の事業予定者に決まっていました。しかし、資金調達が難航したことで契約時期が遅れ、市が施設の光熱費を負担するなど問題となっていました。 市によりますと11月、契約保証金が支払われるなど、12月25日までにすべての手続きが完了し、26日に事業者に建物が引き渡されるということです。事業者は今後、館内に残る展示物も活用し体験型の博物館などを開業するということです。 (大阪市 横山英幸市長)「なかなかやっぱり課題が多くて進まなかったのが現状でした。“負の遺産”が今度は大阪の宝石、宝物になるような空間になってほしい」 また、契約が遅れたことで市が負担していた施設の光熱費など約600万円も事業者が支払うということです。
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