【Jリーグ】J2優勝の清水はホームで有終の美 J1ジュビロは壮絶な打ち合いに敗れ残留の可能性はわずか
週末のJリーグ静岡県勢の結果です。すでにJ2で優勝を決めているエスパルスはホームで有終の美を飾りました。また、J1ジュビロは壮絶な打ち合いになりました。
清水はホームで有終の美 守護神が退団へ
まずは前節優勝を決めたエスパルス。リーグ最終戦をホームで迎えます。 しかし、熊本にペースを握られると前半31分に決定機を作られますが、ここは蓮川が決死のクリア。集中力を保ち前半をスコアレスで折り返します。 試合が動いたのは後半16分でした。右サイドから切り込んだ原! 「練習の成果が出た」と、芸術的なミドルシュートで今シーズン3点目。エスパルスが先制します。 その後は熊本の反撃を受けますが、Jリーグ初出場のゴールキーパー・猪越を中心にこの1点を守り切ったエスパルス。 リーグ最終盤で3試合連続の完封勝利。 来年につながる勝負強さを示し、ホームで有終の美を飾りました。 清水エスパルス・原輝綺 選手: きょうは程よくお酒を飲んで良い週末にしたいと思うので、みなさん程よく乾杯して良い休日にしてください そして、試合後のセレモニーでは監督や選手がサポーターに感謝を伝える中、今シーズン限りで退団となった守護神が今の思いを語りました。 清水エスパルス・権田修一 選手: 正直、来年もJ1で、エスパルスで戦いたかった気持ちはありましたが、僕が1年間一緒に練習してきた沖や猪越がラスト3試合で素晴らしい結果を出してくれて本当にうれしかったですし、この4年間クラブのためにいろいろなことを努力してよかったなと思わせてもらう瞬間でした。来年のことはなにも決まっていないので、ただ、みなさんと対戦しないチームに行くように努力しようと思っています。本当に4年間ありがとうございました。エスパルスをこれからもよろしくお願いします
磐田は連敗 J1残留へ可能性わずか
一方、なんとかJ1残留を果たしたいジュビロ。 11月9日のガンバ戦。激しい打ち合いの口火を切ったのは夏に新加入した2人でした。 前半23分、クルークスのクロスに渡邉が合わせ、元セレッソのホットラインで先制に成功します。 しかし、その4分後セットプレーで同点とされると、前半終了間際にもサイドを崩され逆転を許します。 その後も互いに1点を追加し迎えた後半アディショナルタイム。 クロスの折り返しに鈴木海音! 土壇場で再び同点としますが、その2分後でした。勝負所での差を露呈し痛すぎる連敗…。 J1残留へわずかな可能性にすべてをかけます。 ジュビロ磐田・山田大記 主将: チームとして精神的なタフさだったり、本当にどれだけクラブのために戦えるかひとりひとり問われてくる。チームのためにできることを全てやって、みんなで良い結果を勝ち取りたい