チルウェルもマウントを追ってマンUへ? 補強必須の左サイドバックにピッタリの人材か
戦力外で退団濃厚
チェルシーに所属するDFベン・チルウェル(27)は今夏の去就が注目を集めている。 2020年にレスターからチェルシーに加入したチルウェルは昨シーズン、マウリシオ・ポチェッティーノ監督によって副キャプテンに任命されるも、公式戦21試合で1アシストという結果に留まった。 シーズンのほとんどを怪我に悩まされたチルウェルは同じく左サイドバック(SB)のマルク・ククレジャがEUROで素晴らしいパフォーマンスを見せたことや今夏新監督に就任したエンツォ・マレスカのサッカーに合わないと考えられており、立場が危ぶまれていた。そんななか、マレスカ監督はチルウェルに退団を勧めることを示唆した発言を残したことで、チルウェルは新チームの構想外となり、新たなチームを探す必要が出てきた。 今夏の退団が濃厚となったチルウェルに興味を示しているのがマンチェスター・ユナイテッドだという。英『TalkSPORT』は左SBのルーク・ショーとタイレル・マラシアのコンディションが心配されるユナイテッドがチルウェルを獲得候補の1人として考えていることを伝えている。 今夏積極的な補強を行うユナイテッドだが、左SBは補強の優先順位が高いポジションであり、チルウェルはピッタリな人材のように思える。チェルシーは同選手の売却を希望しており、適切なオファーを出せばスムーズに移籍が成立する可能性も高い。 しかし、ユナイテッドはチルウェルの他にも左SBの候補としてフリーのマルコス・アロンソなどの獲得も検討しており、現在様々な選択肢を模索している状態だ。 昨夏、メイソン・マウントはチェルシーを離れ、ユナイテッドでの挑戦を決断したが、チルウェルも跡を追ってユナイテッドに加入するのか。
構成/ザ・ワールド編集部