【ソフトバンク】引退の和田毅「壊れたら終わりと思って」5年前から家族に伝えていた/一問一答
球界を代表するレジェンド左腕がユニホームを脱いだ。ソフトバンク和田毅投手(43)が5日、現役を引退することを発表した。同日にみずほペイペイドーム内で引退会見に臨んだ。日米通算165勝。球団は来季の戦力として契約更新する方針だったが、自らプロ22年の現役生活にピリオドを打ち、決断に至った。 【写真】新垣渚氏から花束を受け取る和田 ◇ ◇ ◇ (会見後) -会見では晴れやかな表情だった 和田 本当ですか? 急きょ決まったわけでもないですし、ずっと5年間くらい(引退を)思いながらやっていたので。晴れやかといいますか、振り切りすぎているくらいやれたんで(笑い) -5年前に引退が頭をよぎりながら、2年前には最速を更新する149キロを計測 和田 逆にそういう思いを持ってたからこそ進化できたのかなと思いますし、本当にいつ辞めてもいいじゃないですけど、そういう気持ちでやっていたので。壊れたら終わりだと思ってやってました。 -引退することを家族に伝えた時の反応は 和田 嫁さんにしか言ってないんですけど、5年前からそういうことだったら辞めるからっていうことは言ってましたし、娘にもそういうことはそれとなく伝えていました。「よくあれから5年間も頑張ったね。お疲れさん」と。そんな感じですかね。娘からもそうですけど。娘は最初はちょっとびっくりしてましたけど。「今回は本当だよね?」みたいな。毎回自分が言うものなので(笑い) -涙はなかったか 和田 ないですね。もしかしたら娘は部屋で泣いてたかもしれないですけど、分からないです。ちょっとうるっとはきていましたけど。嫁さんに伝えた時も、逆になんか嫁さんの方はいろんな方にお礼している時に涙ぐんでいる方が多かったですかね。自分と話す時よりも。