「宗教の中国化は主要任務」 中国仏教協会の会長
【北京共同】中国の国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の委員で、中国仏教協会会長の演覚氏は9日、政協の全体会議で、習近平国家主席が掲げる「宗教の中国化」を推進することは「主要な任務だ」と述べ、宗教界は自覚を高めるべきだと訴えた。経典や思想、儀礼の中国化で「社会主義に適応した中国の宗教を建設すべきだ」と強調した。 習指導部は信仰よりも共産党・政府への忠誠を優先させる「宗教の中国化」を推進。新疆ウイグル自治区で本格化した宗教施設の解体や改修、管理強化が全国に広がっている。