【これでも、公認車検取得済みのストリートリーガル仕様】JB64グリルをスワップしたロッククローリング仕様のJB31シエラ
現行ジムニー風味顔のワイルドシエラは合法ストリートロッククローラー! BASE CAR:ジムニーシエラ(JB31)/1994年型 【画像10枚】なんともかわゆいチョロQフォルム、バンカット&ピックアップ化したボディ、JB64グリルをスワップしたフェイスなど、JB31型シエラの詳細はココをチェック!! 車体から大胆にハミ出た足元と、バンカット&ピックアップ化ボディにより、まるでチョロQばりのユーモラスなフォルムに化けたこの1台。 なんとこれは、2代目ジムニーの1300cc版JB31型シエラがベースなのだ。 その正体不明っぷりに拍車をかけるのが、現行のJB64グリルをスワップした顔つきや、ボディ全体をアウターロールケージでカバーした破天荒メイク。 しかしながら、単なる魔改造とは一線を画す意外性を合わせ持つのもコイツの真髄なのである。 フルカスタムを手がけたのは、福岡のジムニー専門店「ホープスター」。 以前紹介した、和製ラットロッド仕立ての初代ジムニー(SJ10)を製作したビルダーその人である。 (和製ラットロッド仕立てのSJ10は、この画面を下にスクロールした「RELATED」のコーナーをチェック!!) で、今回のラディカルジムニーが目指したのは、ゴロゴロの岩場を走破するクロスカントリートライアルで知られる“ロッククローリング”用のマシン。 シャシーはメインのラダーフレームを土台に各部をワンオフのパイプフレーム化。 低重心化と大径タイヤをワイドトレッドで履くべく、ボディの後ろ半分と前後フェンダーをバッサリ切断。 スタック・横転アタリマエのエクストリームな山遊びを極めるための足回り&駆動系チューンまでトコトンいじり尽くされているのデス♪ で、ここまでヤリ込んだロッククローラーとなると、ナンバーなしの完全な競技車両が常。 しか~し、このマシンにいたっては、あろうことかこのワイルドなスペックにして、公認車検取得済みのストリートリーガル仕様なのもスゴいとこ。 足元もショックマウントと一体構造で製作した丸パイプのフェンダー内にキッチリ収まっており、このままの姿で街乗りOK。 「ホープスター」代表のアシ車として、日常生活に溶け込む……にはちょっと異様すぎな、ガレ場と街中を闊歩するストリートロッククローラーなのである!! 『カスタムCAR』2022年11月号掲載 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
カスタムCAR 編集部
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