遭難相次ぐ 祖母傾山系で男性が下山せず 豊後高田市では女性が滑落し死亡
大分県内で遭難事故が相次ぎました。大分と宮崎にまたがる祖母傾山系に23日から登山に訪れた熊本市の63歳の男性が下山せず、警察と消防が捜索を行っていますが発見には至っていません。また豊後高田市の山では女性が滑落し死亡しました。 警察によりますと23日午前4時半ごろ熊本市の契約社員分造幸一さん(63)が自宅を出たまま帰ってこないと24日未明、家族から110番通報がありました。 山岳アプリの情報を調べた結果、豊後大野市緒方町にある祖母傾山系の尾平登山口の駐車場で分造さんの車を発見しました。警察はヘリも出動させ消防とともに捜索していますが、発見には至っていません。分造さんの携帯電話はつながらない状態ということです。警察と消防が25日朝捜索を再開します。 また、豊後高田市の中山仙境で24日「一緒に登山をしていた女性が滑落した」と、119番通報がありました。警察と消防が捜索した結果、登山道から滑落している女性を発見。女性は病院に運ばれましたが死亡しました。
大分放送