【ヤマトよ永遠に】堀江瞬と江口拓也が語る『REBEL3199』の魅力!
11月22日(金)より全国の劇場で上映がスタートする『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃』より、デアリアム軍の情報将校・アルフォン少佐直属の部下であるイジドール役の堀江瞬と、アルフォンの親友で戦艦グロデーズの艦長・ランベル役を演じる江口拓也によるオフィシャルインタビューが到着! 【関連画像】堀江瞬と江口拓也の対談写真を見る!(画像3点) 名作『宇宙戦艦ヤマト』のリメイクシリーズ最新作となる『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、1980年公開の劇場映画第三弾『ヤマトよ永遠に』を原作に新解釈を加えて再構成、全七章(全26話)で綴られていく物語となっている。その第二章となる今作では、戦いの中で負傷し、古代進と離れ離れになっていた森雪がデザリアム軍の情報将校・アルフォン少佐によって救助されていたことが判明。また衝撃的な奇襲攻撃で地球全土を制圧したデザリアムによって、1000年にも及ぶ驚くべき歴史が明かされることに。人類の敵ではないと語る彼らの言葉は真実なのか!? デザリアムの正体、そしてその真の目的とは何なのか。全ての謎の答えを求めて、ヤマトがいま発進する! 今回到着したオフィシャルインタビューでは、イジドール役の堀江瞬とランベル役の江口拓也による対談のもようをお届け。それぞれ演じているキャラクターの魅力や、それぞれ縁の深いキャストと一緒になったというアフレコのようす、劇中の見どころなどをたっぷりと語ってくれた。 ――まずはおふたりが演じている役について教えてください。 堀江 僕が演じるイジドールは、古川慎さんが演じるアルフォン直属の部下となります。彼は忠誠心がとても強いんですが、若干、その忠誠心が度を超えているのではないかと感じさせるようなところもあって。だからこそアルフォンが雪のことを気にかけているのが気に食わなくて、雪に対してちょっときつく当たってしまうようなところがあります。でもそういう感情的なところも、ある意味人間らしいなと思っています。 江口 ランベルは侵略者側の中でも指揮を執る側のキャラクター。デザリアムはテクノロジーがものすごく発達しているので、感情がそこまで必要とされていないところがあって。作戦を遂行する中でも淡々としている人たちが多いんですけど、その中でもランベルは意外と感情的なものが多少残っている。むしろ人間で言うところの高揚感だったり、興奮だったりを楽しんでいる節があって。それが後々の展開にどう響いていくのかは、まだその先の台本をもらっていないんで分からないんですが、どこか人間らしい部分があるような、そんな役ですね。 ――この役が決まったときはいかがでしたか? 堀江 役が決まったのはオーディションだったんですけど、実は福井さんとは、はじめましてではないんです。それこそ江口さんと一緒に出演させていただいた『ハコクの剣』という朗読劇があって。そのときにやっていたのが、手のひらで人を転がして操り、罠に嵌めていくような、割と苛烈な役でしたが、その脚本が福井さんでした。それ以来、本作のアフレコの初日で久しぶりに福井さんとお会いしたんですが、そのときに「堀江くんならこの役を面白くしてくれると思って、オーディションも選びました」と。ただ今の段階ではイジドールというキャラクターがけっこう謎のベールに包まれている男の子なので、いったい今後イジドールがどうなっていくのだろうかと。そういう意味でのドキドキはありました。でも福井さんにそう言っていただけたからには、いつか来るであろう、面白くする日のために頑張ろうと思いました(笑)。 江口 僕自身は『宇宙戦艦ヤマト』の世代ではないですけど、みんなが絶対に知っている作品ですから。それこそテレビの「懐かしのアニメ特集」などでよく流れてきましたし、主題歌だって普通に歌えますからね。そんな有名な作品に選んでいただいたということで、ある意味プラスアルファのワクワク感みたいなものがありました。それこそ堀江くんと一緒に出た朗読劇で福井さんとご一緒させていただいてたので。皆さんにもう一度お会いできる、というのもうれしかったですね。 ――『宇宙戦艦ヤマト』シリーズといえば、キャラクターの数も非常に多く、それぞれの人間模様も見どころだと思いますが、おふたりが気になるキャラクターや、キャラクターの関係性はありますか? 堀江 僕は第一章を、(揚羽武役の声優)上村祐翔と2人で見に行ったんですけど、神崎恵さんのシーンにひどく胸を打ち抜かれてしまいました。それはもちろん(神崎役の声優)林原めぐみさんのお芝居あってのことなんですけど。なくしてしまった家族への思いを胸に戦っている、あの姿がすごく胸を打ったんです。本編では亡くなった神崎さんのご主人やお子さんのことについてはほとんど触れられていないんですが、それなのになんだか1クール分のこの一家のドラマを見たような感じがしたんです。それくらい林原さんのお芝居が深くて。劇場を出た後にも上村祐翔と、まず真っ先に「神崎さんやばかった!」と感想を言い合ったくらい。それくらい、あのコスモリバースのシーンはグッときました。今後の神崎さんに注目しています。 江口 やはりデザリアムの中のアルフォンというキャラクターが人間と関わっていく中で、何かが芽生えてくるようなニュアンスがありました。そういうものがこの先どう変化していき、関係性が変わっていくのか、というところがものすごく気になりますね。この着地点がどこになるのか、本当に勝ち目がないだろう、くらいのところから、この先、どういう風な結末を迎えるのか、というのはやはり楽しみですね。