富岡西、気持ちは一つ 女子生徒28人、チア結成 /徳島
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会に出場する富岡西を応援しようと同校の1、2年の女子生徒28人が集まり、チアリーディングを結成した。18日には、衣装のサイズ合わせなどが行われ、「野球部やスタンドで応援する人たちを盛り上げる応援をしたい」と意気込んでいる。【岩本桜】 先月25日に初の甲子園出場を決めた富岡西。センバツに向けて選手たちは日々練習に励む一方、同校にはダンス部やチアリーディング部など、アルプススタンドから選手を応援する部がなかった。2月上旬に学校側がチアリーディングのメンバー募集を生徒に持ちかけたところ、バスケットボール、ソフトテニス、弓道部などから約30人が名乗り出た。 本番までに、富岡西のスクールカラーであるえんじ色があしらわれた衣装が用意される。デザインを担当した田上友楓さん(2年)は「胸部分の文字の配色は野球部のユニホームを参考にした。自分のデザインした衣装を皆に着てもらえてうれしい」と笑顔だった。 今後は野球部や吹奏楽部と打ち合わせを重ね、放課後などを利用して時間の許す限り練習に取り組む。振り付けはリーダーを務める梶本莉加さん(2年)が考案する。「野球部が甲子園に向けて頑張っているので、私たちも同じ気持ちを持って頑張りたい」と話した。