【オールカマー】人気上位の4歳馬は安定感抜群 東大HCの本命はレーベンスティール
秋のGⅠシーズン
◎レーベンスティール 香港ヴァーズ、新潟大賞典と2戦連続で大敗したが、59kgを背負ったエプソムCは先行して上がり3F1位タイの横綱相撲。後続に0秒3差をつけての快勝し、見事な復活劇をみせた。同コースのセントライト記念では皐月賞馬ソールオリエンスを撃破しており、コース適性は十分。そして鞍上のルメール騎手は過去9年でオールカマー2戦2勝。内枠に入り不安材料はない。ここを勝利して秋のGⅠシーズンに向けて弾みをつけたいところだ。 ◯サヴォーナ 1年以上勝ち星から遠ざかっているが、最低着順は6着と大崩れはしていない。今年1月の日経新春杯は後の宝塚記念勝ち馬ブローザホーンの2着。函館記念は久しぶりの2000m戦で、隣のオニャンコポンに被され普段通りの先行策を取れなかった。しかし後方で脚を溜め、外から末脚勝負と新境地を見せた。前残り決着の中3着とハナ差の4着は健闘といっていい。今回初タッグとなる横山武史騎手もオールカマー2戦2勝。6枠11番とやや外枠なのが唯一のマイナス点であり、対抗評価とした。 ▲ステラヴェローチェ 長期休養明け直後は大敗だったが、大阪城Sの勝利から激変。GⅠ大阪杯は勝ち馬と0秒1差の4着と健闘。安田記念9着もマイルの第一線級と戦って十分な結果。前走の札幌記念も中団から上がり2位の脚で3着に入った。中山芝2200mは初挑戦だが、これまでコース不問で結果を残しており特に問題ない。レーベンスティールの隣という好枠を引けたのも大きく、上手くマークしながらレースを進めれば一発も考えられそうだ。 以下サリエラ、ヤマニンサンパまで印を回す。馬券は◎軸の3連複で勝負する。 ▽オールカマー予想▽ ◎レーベンスティール ◯サヴォーナ ▲ステラヴェローチェ △サリエラ ×ヤマニンサンパ 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
東大ホースメンクラブ