<頂点への道・センバツ・広陵>/5 監督ならい鍛えた観察眼 松下水音内野手(2年) /広島
◇松下水音(みおと)内野手(2年) 広陵野球部OBの父に連れられ、2007年夏の甲子園決勝広陵―佐賀北戦をスタンドで見たことを覚えている。父は「中井哲之先生のおかげで自分がある」と言う。迷いなく広陵に入学した。 細部にも目を配る中井監督にならい、周囲に目を向けるよう心がける。練習中の観察で「倉重(聡)のけん制の癖を見つけた」といい、野球に役立つことを実感した。50メートル6・1秒の走力とバントやバスターなど小技を生かして出塁を狙う。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)右投げ左打ち(2)167センチ、67キロ(3)廿日市市立野坂中 (プロフィルは(1)投打(2)身長、体重(3)出身中学)