短大の元教授が“アカハラ” 学生にSNSでメッセージ繰り返し停職処分 准教授に降格も 山梨
大月市の大月短大の50代の元教授が学生に対し、SNSで繰り返しメッセージを送る“アカハラ行為”をしていたとして、懲戒処分などを受けていたことが分かりました。 大月短大によりますと、元教授はおととし11月から2か月間にわたり、学生1人に対して早朝や深夜にSNSで指導する内容のメッセージを繰り返し送り付けていました。 学生からの申し出を受け、短大が調査した結果、元教授の行為は指導者の立場を利用した過度な指導だとしてアカデミックハラスメントに認定。去年10月、元教授に対して停職100日の懲戒処分と准教授への降格処分を出しました。 短大はこれまで事案を公表しなかった理由について「被害学生に公表の許可を得るのに時間がかかった」などと説明しています。 大月短大の柳沢幸治学長は「あってはならない行為で、被害学生に申し訳ない。再発防止に向けてハラスメント対策を徹底したい」とコメントしています。