迷ったら「出発点に戻るのが基本」 県警が山岳救助訓練、装備の使い方チェック 今年すでに遭難で2人死亡
FBC福井放送
本格的な登山シーズンを迎える中、敦賀市の野坂岳で25日、警察官が山岳救助訓練に臨み、装備の使い方などをチェックしました。 訓練には、敦賀警察署の署員と登山道を案内する敦賀山の会のメンバーが参加し、救助に使われるロープの結び方や、崖の下からの搬送方法などをチェックしていました。 県警によりますと、県内では去年1年間に24件の山岳遭難があり、このうち3人が死亡、2人が行方不明となっています。また今年も、5月末の時点で13件の遭難があり、このうち2人が亡くなっています。 救助要請で最も多いのが道に迷うケースで、県警では「出発点に戻るのが基本」と呼びかけています。