定年退職金が2000万円の見込みです。2000万円があれば60歳から働かずに年金だけで暮らしていけますか?
備えはあって困らない! 老後生活の生活費不安を解消する工夫を
ベンチャーサポート相続税理士法人が実施した「老後資金と働き方」に関する調査では、50代会社員の8割以上が老後の生活費に不安を抱いているという結果が出ています。具体的に挙がっているのは「年金だけでまかなえるか」「現在の生活レベルを維持できるか」といった内容の不安です。 年金の金額によっては、働かずに老後の生活を成り立たせるのは難しいケースもあります。また、現役時代と同じ生活レベルを維持したいと考えるなら、年金、退職金以外の老後資金作りは必須です。 現役のうちにできるだけ貯蓄をすることはもちろん、NISAやiDeCoを利用して資産運用するなど、老後の生活資金にゆとりを持つための工夫をすることをおすすめします。
老後の生活費の備えは2000万円では不十分な可能性がある
退職金が2000万円あれば、年金の金額によっては、働かずに平均的な生活を送れます。しかし、働かずに老後の生活を送りたいと考えるなら、年金以外の備えが退職金2000万円だけでは心もとありません。 金銭的なゆとりを持って生活するために、貯蓄や投資などの方法で、計画的に老後資金を準備しておく必要があるでしょう。 出典 総務省 家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年) 日本年金機構 年金の繰上げ受給 日本年金機構 令和5年4月分(6月15日(木曜)支払分)からの年金額 ベンチャーサポート相続税理士法人 「老後資金と働き方」に関する調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部