【箱根駅伝】日テレ杉野真実アナ、女性初の中継所実況「伝統の深紅のタスキ」「今トップで平塚」
<第101回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ) 日本テレビ杉野真実アナウンサー(33)が第4区で、女性アナウンサーによる初めての中継地点での実況を行った。 【写真】女性初の中継所実況を務めた杉野真実アナ 杉野アナは4区スタート地点となる平塚中継所に隣接する相模湾を望む砂浜から、先頭到着の約10分前、生中継で登場。「浜辺に寄せる波の音が力強く響く湘南海岸。時折、選手にとっては追い風、気温は現在3・5度ですが、穏やかな朝です」と話すと、背後には平塚海岸に打ち寄せる白波の音が響いた。 そして「さて、海から山へ、小田原へとタスキをつなぐ4区、注目のランナーは、青山学院大学の4年生太田蒼生(あおい)です。全回3区は首位交代、この4年間、大学駅伝を沸かせました。最後の箱根駅伝どんな走りを見ることができるでしょうか」と期待を込めて話し「暖かな太陽の光と輝く湘南の海がタスキを待っています」と相模湾に反射する朝日がきらめく中で話した。 実況の第一声は、1区から首位を守ってきた伝統校の中大のリポート。「第101回箱根駅伝、平塚中継地点、最初にやってくるのは、伝統の深紅のタスキ、中央大学です。3人目は3000メートルで7分台ランナー、本間颯(はやて)がやってきました。ヘアバンド姿、白い手袋、今ガッツポーズをしました。サングラスをあげました。タスキを受け取るのは白川陽大(ひなた)3年生、2回目の箱根駅伝です。中央大学、今トップで平塚タスキリレー。中央大学が2年ぶり20回目、トップで平塚中継所タスキを渡していきます。運営管理車から大きな大きな熱い藤原監督の声が飛びました」と中大のタスキリレーを伝えた。 杉野アナは2012年入社。「情報ライブ ミヤネ屋」や報道番組、「キューピー3分クッキング」などを担当している。