岡田将生、中井貴一と口ゲンカシーンで終われて「何より幸せ」 「ザ・トラベルナース」クランクアップ
岡田将生、中井貴一が共演する「ザ・トラベルナース」がクランクアップ。息ぴったりのアドリブが連発する、丁々発止の口ゲンカのシーンをもって2人が撮影最終日を迎えた。 【画像】第8話から不穏な展開に… 手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」の資格を持つ那須田歩(岡田将生)。そして、柔らかすぎるほどの物腰なのに、ここぞという場面では痛烈なひと言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きスーパーナース・九鬼静(中井貴一)。 卓越したスキル&熱き哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”が、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ヒューマンドラマ。 2年ぶりに制作された続編もいよいよ、クライマックスに向かってラストスパート。本日12月12日(木)放送の第8話、そして最終回となる12月19日(木)放送の第9話は、2週連続拡大スペシャルとなる。 岡田は「前回に引き続き参加してくださったスタッフの皆さんと、今回新しい風を吹き込んでくださったスタッフの皆さんが、本当に細部までこだわって、素敵な現場にしてくださったと思っております。僕は、たぶん皆さんが思ってる以上に、皆さんのことが大好きでして…。疲れている時も皆さんの顔を見て『今日も1日頑張ろう。皆さんと歩んでいこう』と思い、3か月臨ませていただきました」とコメント。 「最後も貴一さんと2人で言い合うシーンを撮影できたこと、そして皆さんと肩を並べて一緒に歩めたことが、何より幸せでした。本当に気持ちよく、撮影を終えることができました!」と感謝を込めてふり返る。 また2年ぶりの続編出演に、中井も「本当に良いスタッフと良いキャストに恵まれ、ゆっくりと静を思い出しながら3カ月演じました。本当に良い時間でした」とコメント。 「ひと足お先にオールアップした寺島(しのぶ)さんや安達(祐実)さん、野呂(佳代)さんたちの涙を見た時に『あぁ、このドラマをやってよかったな』と、岡田くんと2人でしみじみと思いました」と感慨深げに語った。 さらに、本作の主題歌である斉藤和義の最新曲「泣くなグローリームーン」のMVに岡田が出演していることが明らかに。 本楽曲はドラマのエンディングで物語を力強くも優しく包み込む楽曲として好評を博している。 斉藤が運転手役を務めるタクシーに乗車し、夜の街を眺めながら車内でリラックスした表情が収められている。 演奏シーンでは月明りの下、少しだけ都会な屋上駐車場にタクシーを止め、車の前で演奏する姿が印象的な作品に。今作の監督は斉藤氏のライブ作品や映像作品を手掛けているウスイヒロシ氏が担当した。 第8話(12月12日放送)あらすじ 手術が極めて困難な膵臓がんを抱える元看護師・八木めぐみ(若村麻由美)が、1年半前まで働いていた西東京総合病院に来院。院長・薬師丸卓(山崎育三郎)を執刀医に指名し、オペを依頼した。ところが彼女と再会するや、薬師丸と看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)の顔色が一変する。 実は1年半前、薬師丸のオペを受けた患者が、術後の合併症で急死。めぐみの“致命的なミス”が発覚した上に、当の本人はまるで逃げるように退職していたのだ! なぜ彼女は突然病院に舞い戻り、薬師丸にオペを頼んだのか――。めぐみの不可解な行動に、塔子は憤りと不信感を募らせる。 その矢先、政治家・灰原和男(大和田伸也)が人間ドックのため入院する。病院のさらなる環境改善に必要な補助金を得るべく、灰原と秘密裏につながる薬師丸は、丁重に対応するよう塔子に指示するが、度を越した要求やセクハラを繰り返す灰原に、ナースたちから不満が噴出。塔子は、かねてより厚い信頼を寄せる薬師丸との間で、板挟みとなり…。 一方、薬師丸はトラベルナース・那須田歩(岡田将生)を、めぐみのオペに参加させることを決定。さらには「トラベルナースを卒業しませんか?」とアメリカでNPの資格を取得した歩の腕を買い、高待遇で正式スカウト…! そんな中、めぐみのオペの是非をめぐり、歩とスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が完全決裂!! そこへ畳み掛けるように、“病院中が大混乱に陥る未曾有の緊急事態”が矢継ぎ早に発生してしまう――。 木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中(※12月12日放送の第8回は拡大スペシャル)。
シネマカフェ シネマカフェ編集部