週1回の英語教室は大損!? 親がしがちな“もったいない”3つの行動
おうち英語講師と英語絵本読み聞かせ活動をしている辻めぐみです。 幼児~小学生の習い事で英語教室に週1回通わせているご家庭が増えていますが、お話をよく伺うと、もったいない利用の仕方をしている方も時々いらっしゃいます。 子どもを“英語嫌い”にする、親が絶対言ってはいけない「3つの言葉」 どういうことかというと、週1回、1時間の教室レッスンだけで完結しているのです。 英語は、水泳教室のようにコーチに毎週1時間お任せしているだけでは不十分。話せるようになるまでには長い時間がかかります。なぜなら英語の習得にはまず膨大な量の英語の音を聴くことが必要不可欠だからです。 週1時間の英語教室タイムをより有意義な時間にするためにはどうすればいいでしょうか。
週イチ英語教室だけで完結しないで!親のもったいない行動3つ
週1回の英語教室をより有意義な時間にし、お子さんの英語力を伸ばすためにおうちで簡単にできることをご紹介します。無理のない範囲の簡単な取り組みで英語力の下地をつけていきましょう!
もったいない①教室からもらったCD教材を家で聞いていない
入会時に英語の教材CDやDVD、絵本などを貰いませんでしたか? 英語教室では家庭用の教材を何かしら用意していることが多いです。もしあれば、しまい込んでおかずに視聴しましょう。 英語の歌CDであれば、スマホやカーオーディオに取り込んで日常的にBGMとして楽しむこともできますね。 教室講師からは「CDを聞いてくるご家庭は英語の伸びが良い」とよく聞きます。 子どもが車に乗る時のBGMにして何度も聞いているだけでも、英語らしい発音で歌えるようになるから驚きです。CDで何度も耳にしたフレーズは口から出やすくなりますし、教室で実際に使うことで意味も定着します。
もったいない②子供に英語を与えられるのは先生だけと思っている
実は、教室や学校の先生方にはどうしてもできない事があります。 それは英語を子どもの耳に入れる時間の確保です。 教室にいる短い時間だけでは英語の音を聴ける時間はとても限られていますよね。 そこを補える場所が家庭です。 親世代は、英語の音をほとんど認識できていないうちから読み書き学習に入ってとても苦労したことと思います。 本来は「聴く・話す→読む・書く」という流れが子どもにはスムーズです。 特に、「聴く」取り組みをもっと取り入れることが英語学習の負担を軽くします。 親は、子どもの育つ家庭環境として ①英語のCDをBGMとして楽しむ時間 ②英語の動画やアプリゲームを楽しむ時間 ③英語の本を身近に手に取れる環境 を作ることができます。 これがあるかないかで子どもが英語を学ぶ上でのモチベーションも変わってきます。 子どもにとって英語が身近なエンターテイメントになるかどうかは親にかかっているのです。 子どもに英語を「教える」のは先生方の役目ですが、英語のある家庭環境を作ることや英語を一緒に学び直すことは親もできるんですよね!