15畳のLDKでも「広々&後ろ姿よしの家具」の選び方:インテリアコーディネーターの事例
ソファは幅165cmに。15cmの差も意外に大きい!
ソファは幅165×奥行き90cmを選びました。ソファはサイズも形も種類が豊富ですが、わが家の場合、横になれること、ひじかけがついていること、座面と背もたれが外せることが必須条件でした。 図面上では180cmも置けそうでしたが、ソファを置くと圧迫感が出ることも考慮して165cmに。 たった15cmの差ですが、実際に配置してみると、このサイズでもソファのボリュームがあります。また、カーテンの厚みによって、少し通路が狭くなったため、小さめにして正解でした。
見落としがち!家具は後ろ姿で印象が変わる
家具選びはデザインやサイズ、座り心地などで選ぶ方がほとんどだと思います。しかし注目してほしいのは、家具の後ろ姿。 後ろが隠れる配置なら問題ありませんが、わが家のように家具の周りが通路になっている配置だと、使っていないときは、常に後ろ姿が見えています。 ダイニングチェアは背もたれにネジがないものを、ソファはカバーのジップが底に隠れているものを選びました。 サイズと後ろ姿に気をつけたことで、希望条件をかなえながらも全体的にすっきりした印象のリビング・ダイニングが完成しました。 家具選びは、置く場所の面積のほかに、壁や床の色のとのコーディネートも大事です。家づくりでは、あと回しにされがちですが、実現したいインテリアをかなえるためには、マイホーム計画中から、じっくり検討する方がいいかもしれません。
日刊住まい編集部