それ詐欺かもチェックシートが役立った…ファミマ店員が高額電子マネーカードを買おうとした高齢者説得
阿久根警察署は、うそ電話によるサポート詐欺被害を防いだとして、鹿児島県阿久根市塩浜町のファミリーマート阿久根波留店の店員、牛堀杏香さん(20)と下薗陸人さん(19)に感謝状を贈った。 米津玄師さん名乗り「契約で20万必要。助けて」…県警がうそ電話詐欺の手口公開
同署によると、9月7日深夜、市内の70代男性が電子マネーカードを買いに来店。不審に思った牛堀さんが詐欺の事例を列挙したチェックシートを見せると、男性は「パソコンがウイルスに感染し、表示された番号に電話すると、5万円分のカードを買うよう指示された」と説明。下薗さんとともに購入をやめるよう説得し、警察に通報した。 贈呈式は同署で12日あり、2人は「事件に遭遇するとは思わなかったが、被害を防げて良かった。今後も詐欺に遭う人を減らせるよう努めたい」と話していた。
南日本新聞 | 鹿児島