亀田大毅、安保vsガルシアを勝敗予想!「6Rでガルシアが勝つ」2分8Rがポイント
24年12月31日『RIZIN DECADE』(さいたまスーパーアリーナ)にて行われる[RIZINスタンディングバウト特別ルール 69.4kg契約 2分8R]で元K-1スーパーライト級王者・安保瑠輝也(29=MFL team CLUB es)とプロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(26=米国)が対戦する。 この試合の勝敗予想をボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田大毅が、24日に自身のYouTubeチャンネルで行い、「6ラウンド(R)でガルシアが勝つ」と断言した。 【フォト】安保とガルシア、フェイスオフで危険行為、アッパー、突き飛ばし! 亀田は、安保とガルシアの試合について「安保選手がマニー・パッキャオとやった時は、3分3Rやったけど、今回は2分8Rでしょう。やっぱり、そうなるよなと思いました。体重はガルシアの60kg(現在スーパーライト級=63.5kg)に対して、安保選手が70kg。契約体重は69.4kgと安保選手が有利やけど、6Rでガルシアが勝ちます」という。 その理由は、2分の試合時間とラウンド数がポイントになると言い、「3分だったら3、4Rで終わる。でも2分やから安保選手が粘って5、6Rになる。そして8Rを組み立てなければいけない。3Rだと安保選手は身体もあるので粘れましたが、8Rだとそうはいかない」と指摘した。 つまり、ガルシアは体重を譲歩するかわりにラウンドを取ったという見方のようだ。たしかに短い時間ならば、ボクシングの試合経験が少なくてもしのげる可能性も少なからずあるが、長いラウンドになれば戦略が必要になるため、その差が明確になるのかもしれない。 亀田によると「自分の中でボクシング界のトップ4は、ウシク、クロフォード、井上尚弥選手、デービスの4人。ガルシアが唯一負けているのが、そのデービスだけです」と語り、安保はガルシアには勝てないと予想した。 ガルシアは23年4月22日にWBA世界ライト級レギュラー王者ジャーボンテイ・デービスと対戦して7RKO負けを喫したが、黒星はその一敗のみでプロ戦績は26戦24勝 (20KO) 1敗1無効試合。アマチュアボクシング時代も230戦215勝15敗と好成績を残しているだけに、現役のプロボクサーとして安保に負けることは許されないはずだ。 その上で亀田は、「これは絶対にないと思いますが、万が一、安保選手がガルシアに勝ったりパッキャオ戦くらいの試合をしたら、これは世界を狙ってもいい。もしくは、ガルシアにあわやという場面を作ったら、今度はメイウェザーが出てくるかもしれない」と補足した。 本日、海外で行われた記者会見で安保とガルシアが激しいトラッシュトークを展開したばかりだが、亀田は現役世界トップボクサーのガルシアの強さが発揮されると予想。はたして、2人の試合はどんな内容と結末になるのか大晦日が今から待ち遠しい。