生後6カ月の女児 すりおろしリンゴ死亡事故 当時の園長らを書類送検 鹿児島・姶良市の認可保育園
鹿児島テレビ
2023年4月、鹿児島県姶良市の認可保育園で、生後6カ月の女の子がすりおろしたリンゴを食べた後に窒息状態となり、その後死亡した事故について、警察は12月6日までに当時の園長らを、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。 この事故は2023年4月、姶良市の認可保育園で、生後6カ月の女の子に保育士が生のすりおろしリンゴを食べさせ、あおむけに寝かせたところ、女の子が窒息状態となり、約1カ月後に死亡したものです。 女の子の死因は、食べ物を気道に詰まらせて窒息したことが原因とみられる多臓器不全でした。 警察などによりますと、この事故を巡り、6日までに当時の園長らを業務上過失致死の疑いで鹿児島地検に書類送検したということです。 姶良市が設置した検証委員会の報告書では、当時、園が国が定めるガイドラインで加熱すべきとされているリンゴを生で与えていたことや、リンゴが十分にすりおろされているかの確認体制が不十分であったと指摘されていました。 認可保育園は代理人弁護士を通じて「この度の事故でお亡くなりになられたお子様のご親族及び関係者の皆様には、改めて心よりお悔やみ申し上げます。当園では、お問合せいただいた件について把握できておりませんのでコメントは控えさせていただきます。引き続き、再発防止に向けた取り組みを行って参ります」とコメントしています。
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