【川崎マイラーズ】ムエックスが5馬身差の圧勝で重賞初制覇! 張田昂騎手「気持ち良く走ってくれた」
張田昂騎乗で2番人気のムエックスが重賞初制覇を飾った。道中は逃げた1番人気アランバローズの直後を追走。4コーナーで並び掛けて直線で抜け出し、2着の4番人気ギャルダルに5馬身差をつけた。タイム1分42秒3(良)。上位2頭は京成盃グランドマイラーズ(3月11日、船橋、SⅠ、ダ1600メートル)の優先出走権を獲得した。張田騎手は大みそかの東京2歳優駿牝馬(プラウドフレール)から重賞連勝。アランバローズは直線で力尽きて7着に敗れた。 ■ムエックス 父アジアエクスプレス、母フォーミー、母の父アドマイヤマックス。栗毛の牡7歳。船橋・張田京厩舎所属。北海道日高町・碧雲牧場の生産馬で、馬主は中辻明氏。戦績30戦12勝(うち中央18戦3勝)。獲得賞金8397万円(うち中央2554万円)。重賞は初勝利。川崎マイラーズは張田京調教師、張田昂騎手ともに初勝利。 ◆張田昂騎手(ムエックス1着)「休み明けで不安な部分もあったが、期待以上の結果。終始手応えが良く、気持ち良く走ってくれた」 ◆張田京調教師(同)「休養で腰が良くなっていた。掛かる面があるので、道中はこれ以上掛からなければと思っていたけど、強い内容だった」 ◆矢野貴騎手(ギャルダル2着)「イメージ通りに運べたし、よく粘ってくれた。状態も近走より良かった」 ◆安藤洋騎手(リンゾウチャネル3着)「いい状態だったし、このメンバーでよく頑張ってくれた。スタートさえ決まれば、どこからでも競馬ができる」 ◆御神本訓騎手(コンシリエーレ4着)「外にモタれながら走っていた。休み明けのぶんもあるかな」 ◆笹川翼騎手(アランバローズ7着)「みんな自分の馬を目がけてきていたし、逃げ馬の宿命。厳しい展開だった」