親が休めず「トワイライトルーム」に子供も…あいちウィーク「学校ホリデー」で多くの子供が4連休中 行楽地も賑わう
愛知県では11月21日から「あいちウィーク」が始まっています。24日は県内の公立の小中学校が休みの所もあり、行楽地も賑わいました。ただ、平日のため休みが取れない親もいて、トワイライトルームにも多くの子供がいました。 あいちウィークは、「秋にも休み」をと始まった取り組みです。24日は、名古屋市や豊橋市など、県内47市町村の公立の小中学校が休みとなっています。
豊橋市の「のんほいパーク」は、この日に合わせて無料開放されました。近くで見るレッサーパンダに、子供たちも目を輝かせていました。
男の子: 「めっちゃかわいい、触りたい」 女の子: 「耳としっぽがめっちゃふさふさで気持ちよさそう」 犬山市の「リトルワールド」は、開館前から100人近くの行列ができ、平日としては異例の賑わいとなりました。あいちウィークに合わせ、県民を対象に駐車料金を金券でキャッシュバックするキャンペーンも行っています。
1000円の金券があれば、1着500円の人気の民族衣装が2着分。個性豊かな世界各国のグルメもお得に楽しめます。
館内で家族連れに話をききました。 春日井市から来た父親: 「土日が仕事なので、娘と出かけることがあまりできないので、今日は楽しみに来ました」 父親は休みが取れなかったという家族もいました。 愛西市から来た母親: 「私はたまたまシフトが休みの時だったので来たんです。でも主人は休めないと言われたので」 女の子: 「(お父さんがいなくて)ちょっと寂しいです」 また、両親が共に教師だという家庭は、学校ホリデーを歓迎していました。 名古屋市から来た母親: 「私たちがお仕事が、県民の日のおかげでお休みで。いつも平日だとお仕事でなかなか時間をとる機会がないので、私たち自身もリフレッシュになっていますし、一緒に過ごす時間もすごく楽しいなと思っています」
しかし、暦の上では平日で、休みが取れないという人もいました。 40代の父親: 「休みがとれる状況じゃないので、結局預けることになって」 子供たちが集まっていたのは、普段子供たちが放課後に利用する、名古屋市西区の小学校のトワイライトルームです。 24日は午前8時からオープンしました。 40代の母親: 「うちの娘はどうせだったら遊びに行きたいなという感じではあったんですけど、『仕事だからごめんね』ということで理解してもらいました」 30代の父親: 「なかなか難しいですね、平日に休むというのは」 普段は30分程度の学習時間がありますが、この日は学習タイムなし。午前中に集まったおよそ20人の児童は絵を描いたり、おもちゃで遊んだりしていました。 27日のあいちウィーク最終日「あいち県民の日」は、一宮市や豊川市など5つの市の公立小中学校などが休みとなります。