柏崎刈羽原発めぐり花角知事「議論深まってきた」、赤字のJA厚生連病院“支援していく”【新潟】
25日、花角知事は今年最後の記者会見に臨み、柏崎刈羽原発の再稼働をめぐって「議論が深まってきた」と述べました。花角知事は3月に政府から再稼働を直接要請されたことを「ボタンが押された」と表現したした上で、次のように話しました。 【動画】柏崎刈羽原発めぐり花角知事「議論深まってきた」、赤字のJA厚生連病院“支援していく”【新潟】 ■花角英世知事 「材料がどんどん出てきている。どこかの段階で県民の受け止めが固まっていくところを捉えて、いずれ判断したい。」 東電が11月末、7号機に続き6号機も核燃料を装填する計画を明らかにしたことに、県議会などから批判が出ていることを問われ「規制当局との関係で申請のタイミングが適切だったのか」とも述べました。 このほか、今年の話題として県立病院をはじめとする地域医療の再編に言及。運営する病院が巨額の赤字を抱えるJA県厚生連についてはー ■花角英世知事 「来年度中の資金不足というところは、懸念は変わらない。支障が生じないように、事業継続をしっかり担保するという意味で支援をしていく。」 花角知事は、JA県厚生連が近く示す予定の経営改善計画を待っている段階だと話しました。