北海道大学「データサイエンスシンポジウム」1/24
北海道大学数理・データサイエンス教育研究センターは、2025年1月24日に「未来展望□データサイエンス」をテーマにしたシンポジウムを開催する。基調講演には「未踏の父」として知られる竹内郁雄氏を迎え、2023年未踏スーパークリエータに認定された染谷氏と子安氏、さらに革新的な因果分析ツールを開発しマーケティング分野で注目を集めるNECの池田氏が特別講演を行う。データサイエンスの最前線で活躍する彼らが、未踏プロジェクトでの挑戦を通じて得た成果や企業目線でのビジネスモデルを交え、未来を切り拓く展望を語る。 【画像全2枚】
同シンポジウムの目的は、データサイエンスの最新動向を広く紹介し、参加者にその可能性を体感してもらうことにある。未踏事業は、情報処理推進機構(IPA)が主催するプログラムであり、落合陽一氏や登大遊氏をはじめ、産学の第一線で活躍する突出した人材を数多く輩出している。未踏プロジェクトに参加したクリエータたちは、独自の視点と技術力を駆使して新たな価値を創造してきた。
基調講演を行う竹内郁雄氏は、東京大学で教鞭を執りながら、未踏事業の立ち上げに深く関与してきた人物である。講演では、未踏プロジェクトの意義やこれまでの成果、そして未来に向けた展望について語られる予定だ。また、特別講演を行う染谷氏と子安氏は、未踏スーパークリエータとして認定された実績を持ち、データサイエンスの分野での新たな挑戦について発表する。
さらに、NECの池田氏は、革新的な因果分析ツールを開発し、マーケティング分野で注目を集めている。講演では、企業がデータサイエンスをどのように活用し、ビジネスモデルを構築しているのかについて具体的な事例を交えて紹介される。
このシンポジウムは、北海道大学フロンティア応用科学研究棟鈴木章ホールで開催され、会場には200名、オンラインでも200名の参加が可能である。参加費は無料で、一般や学生を対象としている。参加希望者は事前登録が必要で、申込締切は2025年1月23日正午となっている。