“語り継ぐ価値がある”マイケル・ケイン、グレンダ・ジャクソンらが作品の魅力を語る特別映像公開 映画『2度目のはなればなれ』
マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンが『愛と哀しみのエリザベス』以来50年ぶり2度目の共演を果たし、2度目の夫婦役を演じた、映画『2度目のはなればなれ』。この度、マイケルとグレンダをはじめとするキャスト・スタッフが、本国イギリスで興行収入10億円超えの大ヒットを記録した本作の魅力を語る、特別映像が公開された。 本作は89歳の退役軍人が、6月ノルマンディ上陸作戦70年記念式典に参加するために老人ホームを抜け出した実話をもとにした作品。物語は、バーニーが突然フランスに旅立つことから始まり、その背景にはノルマンディ上陸作戦にまつわる秘められた過去が隠されていることが明らかになる。夫婦は2度目の“はなればなれ”になるが、彼は必ず戻ってくると信じ続ける妻レネ。彼が過去と向き合い、成し遂げたかった旅路とは。 この度公開されたのは、夫婦バーニーとレネを演じるマイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンをはじめ、キャストや製作陣のインタビューを交えた特別映像。バーニー役のマイケル・ケインは、本作について「笑いと涙が詰まった、観終わった後に心が温かくなる作品」と語る。当初はオファーを断っていたマイケルだったが、作品のテーマに心打たれ、本作を引退作として選んだ。また、本作が最後の長編映画となったグレンダ・ジャクソンも「この物語は語り継ぐ価値がある」と強調。「ぜひ楽しんでほしい」とメッセージを残している。また、若き日のバーニーとレネを演じたウィル・フレッチャーとローラ・マーカスは「共演できて光栄だった」「伝説的な人、大ファン」と明かし、レジェンドたちと共演したことを振り返りながら絶賛する。 『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のオスカー受賞したマイケル・ケインは、本作をもって引退することを表明。そして、『恋する女たち』『ウィークエンド・ラブ』で2度のオスカー受賞に輝いたグレンダ・ジャクソンは、本作の全英公開を控えた去年2023年6月15日、87歳でこの世を去った。 映画『2度目のはなればなれ』は、2024年10月11日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部