【ボートレース】茅原悠紀がグランプリ2nd発進に大きく前進するG1優勝/住之江G1
<住之江ボート:高松宮記念>◇G1◇最終日◇6日 茅原悠紀(37=岡山)が優勝戦を逃げ切って、初日の2着以外は全勝の準完全Vを達成した。住之江G1では初(G1・11度目)、通算では59度目の優勝。2着は4カドからまくった定松勇樹、3着は仲谷颯仁。 進入は枠なりの3対3。茅原はインからコンマ09のトップスタートで先マイ、バックで早々と独走態勢を築いた。「スタートだけだった。展示でフライングを切ったし、少し遅らせて全速で行けた。足は全部が◎」。32号機は今節から新ペラだったが、しっかりたたいて序盤で上位の足に仕上げ、2日目から7連勝で締めくくった。 賞金ランクは4位まで浮上。次節の尼崎G1を終えると60日間のフライング休みに入るが、このVでグランプリ2nd発進に大きく近づいた。茅原は「自分のできることは限られているけど、今節はいい勉強になった」と謙虚に語って、2度目のグランプリ制覇を見据えた。