最強のディフェンダー、オクタがついに出た!
1070台限定のトップ・オブ・ディフェンダーがすごい! 【写真を見る】新型ディフェンダー、オクタの内外装など(41枚)
最高出力635ps!
7月3日、ランドローバーは、現行「ディフェンダー」の限定モデル、「オクタ」の詳細を発表した。 オクタは、4.4リッターV型8気筒ガソリンツインターボエンジンに小型モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。635psの最高出力と、750Nmの最大トルクを発揮する。結果、0~100km/hの加速タイムは4.0秒を実現した。 高性能化に伴い足まわりも強化。「レンジローバースポーツSV」に採用された「6D ダイナミクス サスペンション」を装備することで、高速安定性を高めた。アルミホイールも専用デザインで、ブレーキは強化されたブレンボ製となる。 走行モードではオフロードにおけるパフォーマンスを重視した「オクタモード」を新設。専用のローンチコントロール機能も搭載する。 内外装のうち、エクステリアでは前後バンパーのデザインを変更、悪路走破性を高めた。最低地上高も、ベースとなる110のV8モデルより28mmアップの319mmとなった。結果、渡河深度も100mmアップし、1.0mを実現。さらに、アンダーボディやステアリングラックも強化された。 フロントグリルもオクタ専用デザインを採用。ルーフとテールゲートはブラックとし、差別化を図る。インテリアでは、ヘッドレスト一体型のスポーツシートを採用。快適装備面では11.4インチのインフィテインメントディスプレイ、センターコンソールのクールボックスなどを標準で備える。 新型ディフェンダーオクタの生産台数は1070台だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)