「あま~い麦茶」…だと!? 関西人驚愕!「砂糖入り麦茶」はどの地方発祥?いつ飲むの??メーカーに話を聞いた
砂糖を入れた甘い麦茶がSNS上で話題になっています。 暑い日に冷えた麦茶をゴクゴク飲むと、気分も爽快! そんな日本の夏を象徴するような飲み物、麦茶になんと砂糖を入れて飲む地方があるそうです。 【写真】実際の商品。ネーミングもどストレート! 砂糖入り麦茶文化については諸説ありますが、スポーツドリンクが普及する前、ミネラルと糖分を同時に手軽に補給できる飲み物だったそうです。製造販売する山梨県甲府市の武田食品(株)に由来などを聞きました。 ――どんなお味ですか? 担当者:原料の麦は国産の六条大麦を使用し、昔ながらの「砂煎り焙煎」による色の濃さと、焼きの香ばしさが特徴で、砂糖で甘く仕上げています。 ――山梨では日常風景でしょうか? 担当者:山梨では昭和30年~40年代に全域で飲まれていたようですが、県外の方に話を聞くと北関東や静岡などでも飲まれていたようです。 ――由来・歴史は? 担当者:甘いものが少なかったり高級であった時代、訪問者へのおもてなしや農作業・運動後のミネラル補給に飲まれていたようです。商品化については、社内で「昔は甘い麦茶飲んでたよね」という話から企画が進み2014年に販売を開始しました。 ――食事中に、普通のお茶のように飲むんですか? 担当者:食事中には飲むのではなく間食事が多いのでないかと思います。ジュース的な扱いです。 ◇ ◇ SNSでは、「炭酸の抜けたメッコールみたい」「甘さ加減が気になる」「群馬ですが婆ちゃんが作る麦茶は甘かった」「初めて飲んだ時吹き出しそうになった」などの反響が集まりました。ペットボトルで販売される甘い麦茶は、毎年売り切れるほど人気だそう。武田食品によると「今後も製造を続けて、甘い麦茶を各地に広めていきたいです」とのこと。甘い麦茶未経験の方も、是非味わってみてはいかがでしょうか。 (まいどなニュース特約・ゆきほ)
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