作新学院の小針崇宏監督＝宇都宮市で2024年2月3日、三浦研吾撮影

　第96回選抜高校野球大会は第5日の22日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で1回戦があり、昨秋の明治神宮大会で準優勝した作新学院（栃木）は神村学園（鹿児島）に3―6で敗れた。 【熱戦を写真で振り返る】神村学園vs作新学院（1回戦） 　試合後の作新学院の小針崇宏監督の談話は次の通り。 　◇作新学院・小針崇宏監督 　試合慣れしていない部分がたくさん出た。チャンスの得点力が最後にこの点差になった。（先発の）小川哲平は思ったより球が高めに来たり浮いたりしていたが、味方のエラーもありながら要所要所で粘ってくれた。 　前半に少し硬さがあって、（流れに）乗れなかった。よくヒットも重ねてチャンスを作るところまではいったが、あと1本を打たせてやれなかった。 　（相手の先発が背番号「7」の上川床投手）エースを含めて左投手が数人いて、うちは左打線なので、左でくるだろうと思っていた。そんなに変わりないかなと、引きつけてしっかり低い打球を打つように言っていた。 　うちは代打攻勢というか、選手全員使うつもりでいった。期待に応えてくれた選手もいたし、もう少し連打でタイムリーが出てくればよかったかなと思う。 　神村学園さんのスピード感、走力は全国レベル。一人一人のスイングスピードも素晴らしい鍛え方をしていると思った。うちはまだそこまでのレベルにいっていなかった。夏に向けて宿題を持ち帰りたい。