新潟県の雪の予想 上越・中越の山沿いの多い所で60cmの降雪予想 週末は再び大雪か? 【3時間ごとの雨雪シミュレーション・23日午前11時半更新】
冬型の気圧配置は23日も続く見込みです。 新潟地方気象台は、新潟県の下越と佐渡では23日昼前にかけて高波に注意・警戒を、中越の山沿いでは23日昼前にかけて、大雪による交通障害に注意を呼び掛けています。 【画像を見る】28日(土)午後3時までの雨・雪シミュレーション(3時間ごと) 気象台によりますと、新潟県内では23日は海上を中心に雪を伴った強い風が吹き、海はしけの状態が続く見込みです。また、23日昼前まで山沿いを中心に降雪が続くとしています。 予想よりも風が強まった場合は、警報級の高波となる恐れがあるということです。 ■波の予想 ▼23日に予想される波の高さ 下越・佐渡 5メートル 上越・中越 4メートル ■雪の予想 ▼23日午前6時~24日午前6時までに予想される24時間降雪量(多い所) 上越・中越の山沿い 60センチ 下越の山沿い 30センチ 中越の平地 15センチ 上越の平地 10センチ 下越の平地と佐渡 5センチ 気象台は、下越と佐渡では23日昼前にかけて、高波に注意・警戒を、中越の山沿いでは23日昼前にかけて大雪による交通障害に注意するよう呼び掛けています。 また新潟県では、ふぶきによる視程障害、電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結にも注意が必要です 今後の雨や雪のシミュレーションを見ると、24日にかけて山沿いを中心に雪の降り方が強まる時間帯がある見込みです。その後は25日は雪や雨の範囲は少なくなりますが、26日以降、低気圧の影響などで再び雨や雪となりそうです。 気象庁は、27日から28日ごろにかけて、日本付近に再び強い寒気が流れ込んで、冬型の気圧配置が強まる見込みだとしています。日本海側を中心に荒れた天気となり、総降雪量が多くなる恐れがあるということです。また、寒気の程度によっては“警報級の大雪”となる所もあるとしていて、今後の気象情報に注意してお過ごしください。
新潟放送