金は高騰も天然ダイヤは下落“10年で3割減” 背景には「人工ダイヤの進化」 国内唯一の企業を取材
【ヤスエイ 安本明姫社長執行役員】「天然ダイヤモンドとラボグロウン(人工)ダイヤモンドでございます」 【竹上萌奈キャスター】「いや~とっても綺麗」 【ヤスエイ 安本明姫社長執行役員】「どちらが『天然ダイヤモンド』か当ててみてください」 【竹上萌奈キャスター】「こんなこともあろうかとルーペを…」 気持ちだけでも“鑑定士風”にルーペでじっくりチェックしますが…。 【竹上萌奈キャスター】「輝きで目がやられるぐらい見たけど、全然分からなくて…ズバリ正解は?」 【ヤスエイ 安本明姫社長執行役員】「こちら(B)でございます」 【竹上萌奈キャスター】「やっぱり!って感想も出て来ないんですけど…」 実は天然ダイヤには窒素などの“不純物”が含まれているのに対し、人工ダイヤはそれらを取り除くことが可能。「輝き」という面では、天然を上回るともいえるのです。
気になる“お値段”は…。 【ヤスエイ 安本明姫社長執行役員】「天然ダイヤモンドですと、クオリティにもよりますが、100万円以上から…」 【竹上萌奈キャスター】「100万円…」 【ヤスエイ 安本明姫社長執行役員】「人工でございますと、だいたい15万円くらいから」 【竹上萌奈キャスター】「えーーーー」 【ヤスエイ 安本明姫社長執行役員】「SNSとかで見栄えがとてもするものなので、20代30代の方にも今、需要が高まってきているダイヤモンド」 【竹上萌奈キャスター】「時代ですね…」
専門業者は、「ダイヤがより身近なジュエリーに変わるのでは」と話します。 【ピュアダイヤモンド 伊藤拓也代表取締役】「『ラボグロウン(人工)ダイヤモンド』になると、1カラットが結構、現実的に手の届く価格帯に入ってくる。 今まで自分のほしいものリストから、外れてた商品だと思うんですけど、それがほしいものリストに入ってくる」 憧れの、ダイヤモンド。 「一生に一度」の宝石では、なくなっていくのかもしれません。
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