「1人じゃ寝られない」超過保護な“箱入り娘”アイドルの日常 母「ちゃんと洗えてるかな」と一緒に風呂でダブルチェック
大切に育てすぎるあまり、過保護になりがちな「箱入り娘」は、人生にどんな影響を与えるのか。アイドルユニット「くれよんちゅ~どく」の天音ひなたさんは、現在20代だが、自他ともに認める箱入り娘だ。東京を活動拠点にしているが、往復2時間半かけて静岡から通い、父親は地元の駅まで送り迎えする。そのためバスの乗り方も知らないという。 【映像】天音ひなたさんの“箱入り娘”な実生活 自宅では母親が用意した夕飯を食べ、部屋には母親がたたんだ洗濯物が。そして1日の最後は、「1人じゃ寝られない」からと、母親とともに寝る。行きすぎると「過干渉な毒親」と言われ、放任しすぎると「愛されなかった」と言われかねない親子の距離感について、『ABEMA Prime』では、“超過保護”とも言える天音さん一家と、専門家とともに考えた。
■超過保護!アイドル天音ひなたさんの箱入り生活
天音ひなたさんは、一人暮らしがNGで、東京の活動も静岡から通っている。高校~現在まで、学校や最寄り駅まで、ほぼ毎日送り迎えをしてもらう。300メートル先のコンビニへ行くにもパパが同行する。夜はママと寝て、お風呂も一緒。たまに髪も洗ってもらうそうだ。誰とどこに行くかは毎回報告し、30分ごとのLINEも必要となる。また、免許取得後の初ドライブは“ママ助手席・パパ追走”だった。 本人は「過保護だとは感じていなかったが、親戚や友達に言われて、他と違うと思った」と振り返る。「息苦しいと思ったことはない。LINEはうるさいと思うが、親子ゲンカはしたことない」。家事は「ママが仕事の時には、代わりに洗濯物をたたんでいる」そうだ。 父親は「過保護ではなく、ちょっとした“親バカ”だ。かわいすぎてしょうがない」と語る。一人での食事は「なってみないと、反対するかわからない」。友達との食事はOKだが、「男性は良くない」。 母親と一緒に入浴するときは、「仕事が仕事なので、ちゃんと洗えているかな」と確認するそうだ。「自分は1人で入りたいが、人前に出る娘が心配で、きれいに洗えているか、たまにチェックする」。これまでは「それが当たり前だったが、言われてみると過保護なのかと思った」と話す。 一方で「結婚できる相手が見つかれば」自立する必要もあると考える。天音さん一家は、父(50代)と母(50代)のもとに、結婚で自立した長女(30代)と、実家住まいの社会人である長男(30代)、そして次女のひなたさんがいる。「年が離れすぎて、(ひなたさんは)孫みたいな感じで、小さい頃から育ててきた」。 両親には結婚相手に求める条件がある。「両親よりも大事にやさしくしてくれる」「どんな仕事でも一生懸命やる」「親御さんを大事にする」、そして母からは「パパママと一緒に暮らしてくれる人」だ。