「1人じゃ寝られない」超過保護な“箱入り娘”アイドルの日常 母「ちゃんと洗えてるかな」と一緒に風呂でダブルチェック
■自立した大人になるためには
箱入り娘でよかったこととしては、「家族でいる幸せを感じられる」「愛情深いと言われる」「なんでも相談できる安心感がある」などがある。反対に悪かったことには、「一人じゃ何もできない(包丁が怖いから料理NG・寝れない・お留守番も苦手)」「メンタルがめちゃくちゃ弱い」を挙げる。 心の相談室「こころラボ」代表の久保田由華氏は、「手のかけ方がすごい」と天音さんの両親に驚く。「人の幸せを周囲が評価することではないが、厳しいことを言うと、両親の元気が、ひなたさんの一生は続かない。そう考えると、“自立”が大切だ」。 自立に向けては、どのようなトレーニングが考えられるか。「半日でもいいから、1人で過ごせないか。洗濯物をたたむのは、うちの小学1年生の娘でもできる」。専門家の立場から、「自立心がなくなると、困難にぶつかったときに乗り越えられない。困るのは子ども本人だ。親が助け続けることはできず、何があっても1人で生きていける状態になってほしい」と願う。 モデルでラジオナビゲーターの長谷川ミラは、アルバイトを許された高校時代のエピソードを語る。「トイレ掃除を知らず、家やバイトの先輩に教えてもらった。母は『させない』ではなく、忙しい毎日で教えるひまがなかったのではないか」。 EXITの兼近大樹は、「金銭的な保険だけではなく、“経験”という保険をかけるべきだ」と説く。「家事でも労働でもいいが、トラブルに巻き込まれたときに、経験がないと大変なことになる。男性選びも同様で、とんでもない人を選んだ時に止められるのか。生きる能力は、“箱入り”でも磨ける」。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部