トランプ氏、政敵に「銃を向けられたらいい」 発言が波紋
アメリカ大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が、党内の反トランプ派リズ・チェイニー元下院議員に「銃を向けられたらいい」と発言し、波紋を呼んでいます。 【映像】トランプ前大統領の発言 「彼女(チェイニー氏)は過激なタカ派だ。彼女を銃の前に立たせ、撃ったらどう思うか見てみよう。彼女はいつも人々と戦争をしたがっていた」(共和党・トランプ前大統領) トランプ前大統領は10月31日、激戦州の一つ、西部アリゾナ州で開かれたイベントでの発言で、民主党のハリス候補を積極的に支持している共和党のリズ・チェイニー元下院議員について、「非常に愚かな人間だ」と中傷しました。 そのうえで、チェイニー氏を戦争を支持する「タカ派だ」と非難し、戦闘の最前線に送り込むよう示唆しました。 発言を受けて、チェイニー氏はSNSで、「反対派を死を使って脅している」などと反発しました。また、ハリス氏も「暴言を吐く人物は大統領になる資格がない」と批判しています。 相次ぐ批判を受けてトランプ氏は1日、SNSで「『愚かなタカ派でありながら、彼女自身が戦う度胸はないだろう』と言いたかっただけだ」と釈明しました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部