「他人から見れば幸福のグループだ」

中国との初戦に挑む日本代表。写真：金子拓弥（サッカーダイジェスト写真部）

　４月16日、大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップのグループステージ初戦で中国代表と対戦する。 【PHOTO】カタールで開催されるU-23アジアカップに向け、新背番号でポートレート撮影に臨んだU-23日本代表！ 　この試合に先立って、スターティングメンバーが発表。コンディションが万全ではないDF半田陸（ガンバ大阪）はベンチストタートとなったものの、MFの藤田譲瑠チマ（シント＝トロイデン）と松木玖生（FC東京）、FW細谷真大（柏レイソル）などが名を連ね、ほぼベストに近い布陣となった。 【GK】 １小久保玲央ブライアン（ベンフィカ） 【DF】 ３西尾隆矢（セレッソ大阪） ４関根大輝（柏レイソル） 16内野貴史（デュッセルドルフ） 22高井幸大（川崎フロンターレ） 【MF】 ７山本理仁（シント＝トロイデン） ８藤田譲瑠チマ（シント＝トロイデン） 11山田楓喜（東京ヴェルディ） 17松木玖生（FC東京） 20平河　悠（FC町田ゼルビア） 【FW】 19細谷真大（柏レイソル） 　対戦する中国のメディア『騰迅体育』が両チームのスタメン発表の記事を掲載すると、コメント欄には次のような悲観的な声が寄せられている。 「引き分けなら奇跡だろう」 「我々から見れば死のグループだが、他人から見れば幸福のグループだ」 「このグループは中国に対してあまりにも残酷すぎる」 「３点差以内で負けたら勝利...」 「中国五輪代表０－５日本」 　グループBは、日本と中国のほか、この日中戦の後に試合を行なう韓国とUAEが同居。いわゆる「死のグループ」と評されている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部