セルティック小林友希、ポルティモネンセへ完全移籍が正式決定 GK中村航輔のチームメートに
ポルトガル2部のポルティモネンセは24日、セルティックからDF小林友希を獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。 現在24歳の小林はヴィッセル神戸のアカデミー出身で、2018年4月にトップチームデビュー。2019年から正式に昇格を果たすと、FC町田ゼルビアと横浜FCへの武者修行を経て、2021年に神戸へ復帰した。同シーズンではリーグ戦22試合に出場し、ベストヤングプレーヤーにもノミネート。2022年11月にはセルティックに完全移籍した。 加入1年目の2022-2023シーズンは公式戦7試合に出場したものの、新たにブレンダン・ロジャーズ監督が指揮官へ就任した昨季は最後まで出番が訪れずに終わった小林。18日に行われた今季のスコティッシュ・プレミアシップ開幕戦でもメンバーから外れており、依然として構想外の状態が続いた。 今夏の移籍が濃厚とみられていた中、24日にポルトガル2部のポルティモネンセが小林の獲得を発表。契約期間は2026-27シーズンまでと発表されている。 移籍会見に出席した小林は、「聞いていたとおり、天候も良いですし、クラブの環境も良いと思いました」と第一印象を語り、「攻撃でも守備でも長所はあるので、それをこのチームに還元して貢献したいなと思っています」と自らのプレースタイルを紹介。そして、「セルティックでもプレシーズンの最初からトレーニングしてきました」と、すぐに試合に出られるコンディションであることをアピールした。 ポルティモネンセは日本代表経験のあるGK中村航輔が在籍するクラブ。昨季までプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)に所属していたが、16位で入れ替えプレーオフに回ると、フトゥボルに敗戦。2016-17シーズン以来となる2部降格となり、今季は1年での1部昇格を目指している。
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