冬休み前に注意喚起 高校で「闇バイト」の危険性学ぶ授業
若者が「闇バイト」に応募し強盗などに関与する事件が相次いでいることを受け、札幌・北区の札幌工業高校で注意を呼び掛ける授業が行われました。 冬休みを控えた高校生に闇バイトの危険性を知ってもらおうと北海道教育委員会などが企画し、2年生およそ20人が出席しました。 授業では、生徒が教員とのシミュレーションを交えながら、闇バイト勧誘の手口や対処の仕方を確認しました。生徒は顔写真などの個人情報をむやみに送らないといった気を付けるべきポイントを学んでいました。 授業を受けた生徒は「応募したら後に引けない感じが怖かった」、「闇バイトに加担してしまうと抜け出すのが難しいと思うので、友達や先生に相談して気を付けながら冬休みを過ごしたい」と話していました。 道教委は、全道の道立学校などに闇バイトの実態に関するチラシを配り、注意を呼び掛けています。