トヨタの実証都市「ウーブンシティ」、CES2025で豊田章男会長がプレゼン
トヨタ自動車は17日、2025年1月7日に米ラスベガスで開かれるデジタル見本市「CES2025」のプレスカンファレンスに参加すると発表した。豊田章男会長が登壇し、静岡県裾野市に開設する実証都市「ウーブンシティ」に関するプレゼンテーションを行う。 実証都市の構想は20年のCESで公表した。道路など生活インフラをゼロから設計し、自動運転技術を活用した人やモノの移動実証などを行う。トヨタやグループ企業、スタートアップや研究機関などの〝発明家〟が居住し、人やモノの移動だけでなくエネルギーや食、情報などの「モビリティ(動き)」について日常生活の中で検証していく。 トヨタ自動車東日本の東富士工場の跡地で21年から解体工事を開始し、22年から本格的に本体建設工事に着手。24年末には建物の一部が完成し、25年に実証を開始する。第一期エリアは敷地約5万平方㍍に360人程度が暮らす計画だ。