新体操で全日本選手権の栄光に輝いた小学生 惜しまぬ努力と妥協のない練習で「みんなを笑顔にする演技」を追求
正岡選手が追及する演技
今は新たに構成に加えた、投げ上げたフープを足でキャッチする技を練習している。 「ひざとフープがなるべく近い方がいいよ」「自分のジャストのところに投げないと」「難しいことやっているけど、あなたにできるからやっているのよ」との指摘を受け、何度も何度も繰り返し練習している。 徳増菜苗コーチは、正岡選手について「課題がクリアできなかったら必ず自主練習してできるようにしてきたりとか、一分一秒無駄にせず、小学生ながら新体操にしっかり向き合っている姿勢が見受けられます」と語る。 一つの演技は一つの作品芸術スポーツといわれる新体操に真摯(しんし)に向き合い、コツコツと努力を続けたからこそたどりついた全国の頂点。それでも慢心することなく、自分が求める「みんなを笑顔にする演技」を追求する。 正岡選手は、コーチのようにいつかは新体操を教える先生になりたいと将来の夢を語ってくれた。マットから「笑顔」のパワーを届けようとさらなる挑戦を続ける。 (テレビ愛媛)
テレビ愛媛